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緊張感なく

投稿日:2019年3月11日

昨日の雨はどこへやらという感じで高崎山は午前中良い日差しが降り注ぎました。

サルたちも昨日は雨の中で寒かったのでしょう、今日は暖かい日差しの中でのんびりと毛づくろいをしながらのんびりと過ごしていました。
B群・C群揃ってサル寄せ場に出現している時間帯も今日はいつも以上に群れ同士が接近しているという緊張感がなくみんな暖かい日差しの中で、サル達はまるで「溶けていく」かのようにゆったりと、そしてグッタリと過ごしていました。

私たちスタッフが見ても「本当に2つの群れが接近しているの?」と思うほどの緊張感のないゆっくりとした時間がサル寄せ場に流れていました。
あまりの緊張感のなさが原因なのか11時にサツマイモを撒く時間帯でも、いつもはエサ倉庫の前に歩く場所すらないほど密集するサルたちが、今日はB群もC群もほとんど集まってこず、イモの餌を撒き始めてから走って集まってくるというほどのんびりしていました。

こんなに暖かい日差しの中でのんびりしているサルを見ていると春になってきたという実感が湧いてきます。

これから山の木々が芽吹く季節になります。サルたちにとって待ちに待った暖かく、そして食べ物が山にできる時季です。
いよいよB群もC群も高崎山の山の餌を目当てに生活をはじめる季節の変わり目です。これからサル達はどんな動きをするのでしょうか。
しっかりと見守っていかなければいけません。

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