投稿日:2021年7月2日
山から下りてきた1頭のメスザルの「お腹」と「背中」にサルが摑まっていました。
高崎山では連続して出産するメスザルもいるため、よくあることです。
しかし、大きさが一緒。
そう、このメスザルは2頭の赤ちゃんザルと一緒にいたのです。
誰かの赤ちゃんザルが、くっついてきているのかもしれないと思い様子を見ていると・・・
お母さんザルはB群「マツバ」
2頭の赤ちゃんザルがマツバに寄り添っています。
どちらが、マツバの子???
あれ?
2頭でマツバの胸元でお乳を吸い始めました。
片時も離れることがありません。
マツバは、2頭とも我が子のようにお世話をしています。
2頭の性別はオスで、どちらがマツバの子なのかは不明です。
実は6月29日の夕方、オスの赤ちゃんザルがお母さんとはぐれ、激しく鳴いていたそうです。
その近くにはマツバの姿があり、お母さんザルが来なかった為、抱いて山へ帰っていたようです。
赤ちゃんザルが無事でよかったです。
この先、2頭とも無事に育つことを祈るばかりです。
ガンバレ「マツバ」