今日の園内は1日ほとんどサルがいませんでした。
サル0頭でも園内に来てくださった小さい男の子が、
「あーぁ。サル見たかったな。」とつぶやきました。
申し訳ありません。
サルの出現がうまくいかない園内状況に、やきもきを通り越して疲れ果ててしまいます。
結局見物出来るほどサルが出てきたのは15:30を過ぎてから。
B群のおばあちゃんザル「オマエ」さんは群れ出現の際に早々と顔を出してくれました。
少し前まではとても気が短くてサル同士のケンカに積極的だった「オマエ」さん。
最近は年齢のせいかめっきりおとなしくなりました。
「オマエ」さんの若いころはモテモテでした。
オスからの求愛で好きだ好きだと咬まれて両耳とも形が変わっていますものね。
サルを見ているとちょっと気が強いメスの方がモテている気がします。
勝手に理由を考えたら、気が強いメスの方が子どもを守れるからではないでしょうか?
データーがあるわけではないので私のアバウトな観察と理由です。
…若いころはモテたんだよぅ…
すっかりおばあちゃんになったね。
B群№5「ハジメ」おじいちゃんが、赤ちゃんを抱いてしばらく離しませんでした。
「ゴエモン」の二の舞になるのではないかと焦りました。
時々オスが赤ちゃんを手離さず、赤ちゃんが餓死してしまうことがあります。
今日のことの発端は、赤ちゃんが「ハジメ」のそばに勝手にくっついて離れようとしません。
・・・赤ちゃん、怪我でもしているのかな?動けないの?・・・と観察。
赤ちゃんは元気にヒョイと「ハジメ」の胸元に入りました(?_?)
「ハジメ」は少しの間、胸元に入れて赤ちゃんの好きなようにさせていましたが、立ち上がる際に赤ちゃんを抱きよせ、連れ去る行動をしました(゜Д゜)
それを慌てて追いかける母ザル。
赤ちゃんザルはまだお乳を飲む時期です。
母の元に戻れなければ生きていけません。
10分後。
赤ちゃんは母ザルと一緒にいました。
やれやれ。
すこし油断をするとおサルの事件を見逃してしまいます。