今日もC群は寄せ場へ出現しました。
ここ最近C群の連日出現で夏から秋にかけての出現しなかった日々が嘘のようです。
B群が居てもサル寄せ場で滞在してくれるC群は以前とは少しずつ変わってきているのかもしれません。
以前だとB群のオスから少し威嚇をされただけで逃げ回るような一面がありましたが、現在はそんな様子もほとんどなくなり、ともするとサル寄せ場でB群とC群が小競り合いを繰り返すようになってきています。
しかし以前のようにC群が山へ逃げ帰るようなことはありません。
それどころかB群とC群の接近具合がまた何とも言えない。
この写真の手前がB群ですが、その向こうに写っているのはC群です。
ほんとに数メートルの距離で隣り合っています。また、このB・C群が同時に滞在している時間帯はサルの頭数が驚くほどに多い。
なんと言っても約1200頭がサル寄せ場に2時間近く滞在するので広場は見渡す限りサルがいる状態です。
こんなにサルに囲まれる機会というのも近年の高崎山ではなかったことです。
で、今日もB群とC群の小競り合いが続くなか現在はB群に移籍している元C群のボスザル「オオムギ」がC群のランクの低いオスザルとケンカになりました。
見ている私の方は元C群ボスザルの「オオムギ」であればC群のサルはきっと怯むだろうと思っていたのですが、なんとC群のオスザルから蹴散らかされアッという間に追われてしまったのです(^^;)
これには私も拍子抜けです。
きっとC群が「オオムギ」の怖さに逃げると思い、C群に加勢しなければ山へ追い返されるかもと準備していた私ですが、オオムギのあまりの不甲斐なさに驚きながらもC群が追い返されずにホッとした瞬間でした。
写真は追い返されてB群のメスザル達の所へ逃げ込んだ「オオムギ」の様子です。
元ボスザルの威厳はどこへやらという感じですね(^^;)