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「ハトムギ」の悲恋

投稿日:2019年3月19日

すっかりB群になじんだ「ハトムギ」。
「ハトムギ」はC群の元婦人会長「ネピア」の息子。
C群では超優位家系のオスでした。
C群からB群に移籍し、今は肩身の狭い立場です。
どのように肩身が狭いのかといいますと
目立つ場所で餌を食べていると、メスザルたちから文句を言われたり、オスたちから追われたりと、まだまだ下っ端扱いをされている立場です。

「ハトムギ」が今日はメスザル「クッキー」と寄り添っていました。
両想いです。
「クッキー」は上位オスたちのマドンナ的存在。
結構な数のオスたちに追いかけられていました。

そこにB群№1「ナンチュウ」が割って入りました。

 

「クッキー」の後を追う「ナンチュウ」。

建物の陰から様子をみる「ハトムギ」。

そこになぜか
B群№5「ハジメ」じいちゃん登場!

「ハジメ」じいちゃんて、いつもややこしい恋愛に顔出すよね。
 

「ハトムギ」の存在を無視して
「クッキー」と「ナンチュウ」の様子をうかがう「ハジメ」。
 

「クッキー」を先頭に
「ナンチュウ」、「ハジメ」」と続き
ぞろぞろと建物を2周しました。

結局「ハトムギ」はこの恋愛チェーンから離れていきました。

せっかく相思相愛だったのに。「ハトムギ」離脱。


本命の「ハトムギ」の姿を探す「クッキー」。

・・・寂しいね。・・・

「ナンチュウ」の存在に太刀打ちできず
恋を諦め、やけ食いですか?「ハジメ」さん。

少し前まで真っ赤だったメスたちの顔色はほとんど冷めています。
発情時期が終わりに近いのです。
まだ発情が残っているメスにオスたちの視線が集まるのは当然ですね。
 

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