今日もC群はサル寄せ場へ出現しました。
B群が先にサル寄せ場へ出現しているので、サル寄せ場の水飲み場付近までではありますがC群もサル寄せ場に出現し、今日は11時までB群・C群が滞在してくれました。もちろんその後はB群がずっとサル寄せ場に滞在していたのですが・・・、
C群は夏から出現自体が不安定であったうえに秋の時季は1カ月近くサル寄せ場へ出現しなかったこともありましたが、ここ最近は出現も安定してきて今日で11日連続の出現になりました。
冬は山の中に餌が少ないためサル寄せ場への出現率もあがるのでしょう。
しかし、今後、春になり、また夏になったらどうなるのかが心配なところです。
最近C群が連続して出現するようになり、サル寄せ場の隅にあるアオガシの木の葉がかなり食べられているようです。
木に登りC群のサルが食べるので木の下は食べカスだらけになってしまっています。
以前からこんなにもアオガシの木の葉を食していたのか?
と振り返ってみても、たしかに採食することはあったものの、これほどまでに採食することはなかったかと記憶しています。
もちろんこのペースで採食されると、この木は枯死する可能性も・・・。
C群はもしかしたら、山の中で好んで採食する木の葉(木の実)の種類が以前と変わってきている可能性があります。
だからこそ昨年の夏の時季にサル寄せ場でエサをもらわなくても十分生活できていたのかもしれません。
それは、今年の夏もC群のサルたちがサル寄せ場へ来ないという可能性が見られる一面でもあり、このC群の採食行動には注視していく必要があります。