B群のカラオケちゃん。
2頭のコザルを育てている立派なお母さん。
1頭は自分が産んだ子。もう一頭は血縁関係のないよその子。
生れて2日目で置いていかれてしまった子を
自分の子どもと同じように大切に育てています。
カラオケちゃんの両腕にはおさまらないほど大きくなった息子たち。
こんなに大きくなっても 2頭ともお母さんのお乳を飲んでいます。
カラオケちゃん。
まだまだ甘えん坊だけど 元気に育ったね。
私は2頭とも育つとは思っていなかったので
本当にスゴイと思っております<(_ _)>
現在 C群の№2に在籍中の 「ゾロメ」
B群の「ヒトエ」ちゃんに恋をして以来
ゾロメはほとんどB群と共に行動しています。
しかし、B群とC群の群れの交替の時には
C群の中でイモを食べてもC群のサルが誰も文句をいわないので
C群からもまだ認められているとみなして移籍扱いはしていません。
B群の若い女の子から毛づくろいされるほど
B郡になじんだ 「ゾロメ」
そんなのんびりしているところへ
B群の若手オス №8の 「ムサシ」がのっそりやってきた(゜o゜)
ムサシは 自分より後で群れに入った 格下のオスたちには手厳しい性格。
ハトムギが C群の№2から B群に移籍した時は
さんざんムサシに追われて ムサシを見るだけで 逃げていたほど。
両者に少し緊張感が漂いました(・_・;)
私も どうなるのかと 緊張しました。
(ゾロメが攻撃されたら 助けようかとも思っていました)
ここで意外な展開(゜o゜)
ゾロメがゴロリと横になった。
毛づくろいをして欲しい時にオスはこうやって横になります。
『毛づくろいしてくれる気があれば してくれ』とでもいうのでしょうか。
若いムサシに対して『オレは攻撃する気はないよ』と。
お腹を見せるこの勇気?余裕?はさすがです。
ムサシが 移動 していきました。
群れに入って間もないじいちゃんザルに対して
追い払うかそっとしておこうかと迷ったのではないかと思いますが
結局は
『じいさんに攻撃はしないでおこう。毛づくろいするほどまだ認めたわけじゃないよ』ということではないでしょうか。
オスって面白い(*^^)
ムサシ。
これからも手厳しさと優しさのあるオスでいてください。
ムサシが横になると すぐにメスが上位を立てる毛づくろい。
この阿吽の呼吸もステキです。