B群は 恋の季節に突入した様子。
同じニホンザルなのに
C群は まだ恋をしているサルは目立ちません。
B群の棲んでいる山の中の方が食べ物がたくさんあるのです。
栄養状態がいいサルの方が
恋をするのもするのも早い。
赤ちゃんを産むサルも多くなります。
B群の№3 「ゴエモン」 真っ赤な顔してます。
これが 「恋」 の色
B群の №1(αオス) 「ナンチュウ」は
まだ 色めきだっておりませんネ。
高崎山で1番長生きをしている
33才(人間で例えていえば100才)の
「チャギリ」おばあちゃんがケガをしています。
チャギリおばあちゃんも最近発情気味な顔色をしていました。
告白をする時 「好きなんだけど♫」 と優しく歌ってくれればいいのですが
オスのおサルは 好きなメスに咬みついて 「大好き」を伝えます。
これからの恋の季節はおサルのケガが目立ちます。
「チャギリ」」さん。 大丈夫?
普段は 激しく咬まないオスたちですが
恋の季節は 遺伝子を残す大切な大切な時期です。
メスからフラれたオスは 感情が高ぶって
コザルに咬みついてしまうこともあります。
コザルたちにとっても 大変な時期です。
B群のこの子10月1日に見つけたときは弱っていました。
まだまだ ケガの状態はよくありません。
いくらか 元気になったようだなと見ていましたら
お母さんが 怒ってきました。
お母さんは赤ちゃんを抱いています。
そうか。
お母さんは赤ちゃんを優先して守らなければならないから
1才のこの子は 自分で頑張っているのか。
オスも、メスも、コザルも みんながんばれ!