高崎山自然動物園の行事で1番重要な個体数調査。
11月26日から11月30日まで
山から園内に降りて来るB群の頭数を把握します。
この調査結果でサルの1年分のエサの量が決まります。
サルに過不足なくエサを与えるためにも重要です。
赤ちゃんが生まれ数を足せばいいのでは?との質問がありました。
生まれても全てが育つとは限りません。
サルは園内で暮らしているわけではなく、山で暮らしているのが園内に降りてきてくれています。
調査は性別・年齢層なども確認する調査です。
どんな結果になるでしょう。
気温が下がると高崎山はちょっとスリリング。
恋をしたサルが走り回って意中の相手に猛アタック。
オスたちは今が1番美しく、格好良く見えます。
オスの雄々とした動き。
毛を膨らませて歩く姿。
時には1歩1歩進むたびに美しくポーズをとる場面をみるとため息が出そうです。
悠々とした姿で岩上のB群№2「マクレーン」。
今、高崎山で1番大きいのではないかと思われる
B群№6「ドローン」。
実際に見ないと写真では迫力がちっとも伝わりません。
残念です。
気になるメスからやっと毛づくろいをしてもらえた
B群№12「ホシカゲ」
心なしかニヤけて見えますね(゜Д゜)
お!「ホシカゲ」の顔が引き締まった。
好きでないオスに追い回されて必死で逃げるメス。
飛びサルってこういう事をいうのですね。
B群№7「ムサシ」が追っていました。
走りはメスのほうが身軽で速いようです。
これが「私はあなたがイヤ~!!!!」と叫ぶ時のメスの顔。
本当に嫌そう。
迷惑そう。
園内は恋するサルたちで騒がしい。
そんな大人たちをよそに
コザル同士はよく遊んでいます。
遊ぶサルたちの中であったかい1場面をみぃ~つけた。
赤ちゃんが転んだ。
大きいコザルが抱き起した。
ただこれだけ。
でも、この一コマにジィ~ン。
ウチのおサルは世界1!と思ってしまいます。
今日の出現もB群だけ。
C群もB群も両群出てきてこそ、高崎山の魅力が最大に引き出せる私たち案内班の仕事。
C群が来ない園内はやはり物足りません。
でも、今の時期にサルを見ないと損ですよ!
もう少しすると、山の食べ物が減ってサルの体が小さくなります。
秋の味覚を堪能した後の今が1番おすすめです!