今日も高崎山は雨が強く、スタッフもサルも身を寄せ合いながら雨宿り? の1日でした。
こんな雨のなかでさえB群もC群もきっちりサル寄せ場へ出てきてくれました。
サル寄せ場ではエサを撒いても雨宿りしてる建物の軒下から離れずにしがみつくようにしながら雨を
しのいでいるサルが多く見られました。
雨が降っても母ザルはしっかりと我が子を抱きしめて、我が子が濡れないように守ってあげているかのようでした。
そんな母ザルたちにならんで、ひときわ大きなサルが赤ちゃんザルを抱きしめていました。
「えらくデカイ雌ザルだなぁ。」と思ってよく見ると、それはB群の第3位「ゴエモン」でした。
ゴエモンはどこからか赤ちゃんを連れだして、しっかりと抱きしめているようでした。
オヤジザル(?)が赤ちゃんを抱きしめているんです。
どこから奪ってきた?? (@@;)
( 奪ったというところの発想には思い違いがあるのかも・・・。 正確には保護した?? かな )
奪ってきたかどうかはともかく、赤ちゃんをしっかりと濡れないように抱きしめて、大事にしている姿はまさに
ハハザル
本当に大事に大事に抱きしめているんです。
ゴエモンはきっと赤ちゃんを抱いているうちに父性愛!?にめざめたのかもしれません。
いやいや、問題はその赤ちゃんの本当の母ザルです。
それらしいメスザルがゴエモンの近くに、そっとついている事に気付きました。
たしかにそのメスザルは今年赤ちゃんを産んでいます。でも胸もとには赤ちゃんがいませんでした。
そのメスザルの赤ちゃんの可能性は十分にあります。
しかし、ゴエモンを赤ちゃんから引き離しても取り返そうとはしません。
そのメスザルの赤ちゃんではないのか、それとも赤ちゃんザルをあきらめ始めているのか、
謎は深まるばかりです。
今日は赤ちゃんを抱いたままゴエモンは山へ引き上げていきました。
オヤジザル「ゴエモン」から目が離せません。