10月19日の朝の出来事です。
園内にB群、C群のサルは出現していませんが、しばらくして「キャッ!キャッ!」とか細い、サルの声が聞こえてきました。
群れが園内に到着したのかと様子を見ていましたが、1頭だけの声が続きます。
すると、赤ちゃんザルがひょっこり草むらの中から顔をだしました。
きっと昨日、群れが帰る時に、はぐれたのでしょう。
今朝は少し寒かったので、赤ちゃんが弱っているのではないかと心配しましたが、私を見て、元気よく走って逃げた様子から、弱ってはいないようです。
ひとまず安心です。
・・・お母さんザルは見つかるのだろうか。見つからなければ、あの赤ちゃんザルはどうなるだろう・・・などと心配しているところに、なんとB群のサヤカが山から出て来ました!
サヤカは、時々、群れと一緒に山に帰らず、サル寄せ場付近に残ります。
赤ちゃんザルは、サヤカを見てすぐに走り寄っていきました。
赤ちゃんザルに気付いたサヤカ。
ずっとないて、母ザルを呼んでいた赤ちゃんザルは、サヤカの存在に安心したのか、なくのを止めました。
サヤカと迷子は、園内で一緒に過ごしていましたが、B群が園内に近づいてくると、2頭で山の中に入っていきました。
やがて、サヤカは1頭で山から出てき、迷子は母ザルと出会えたようです。
もう、迷子になってはダメですよ。