B群もC群も山から降りてきてくれましたが、C群はサル寄せ場にあまり興味がない様子。
エサを撒いても出て来ず、イモを見せても山に戻っていきました。
山の中までエサを持っていき、群れを呼び出そうとしたスタッフが
「だめや。どんどん上がっていく。サルの動きが止まらん。」と挫折。
しばらくしてから「肌寒くなってきた山の中にどんな食べ物が残っているのか?」と見にいくと、
寄せ場から10分もかからない場所に、山に上がっていったはずのC群がじっとしていました(゜-゜)!
活発に動くこともせず、ただ石のようにじっとしているサル。
とても静かに『佇む』という表現が一番適している群れの様子は
見ていて不思議な気持ちになりました。
毛づくろいをするサルはほとんどいません。
食べ物を探しているサルもほとんどいません。
ただ ただ佇んでいるように感じました。
奥の方にC群の№1「ブラック」が静かに座っていました。
久しぶりにサルの空間に入らせてもらったようでした。
というのは、高崎山で働き始めた頃、私にとってサルがエサを拾う柵内は聖域でした。
今は柵内で好き勝手やらせてもらっているな(-_-)
お母さんの暖かい胸と足の上ですやすや眠る赤ちゃん。
サル寄せ場にいるときに比べて、とても安らかな寝顔に見えます。
B群は13時に出てきてくれました。
B群のエサの時間はサルの集まりがとてもよくなりました。
少し前までは50頭くらいしかエサを拾いに寄ってこなかったのです。
今は柵内にどっさりサルがいます。
柵内のエサにほとんど手を付けることができない立場の
「バロン」おじいちゃん。
C群からB群に移籍して、B群の中心部にいることをまだ認められていないのです。
でも、「バロン」はサルたちに結構人気があるので寂しくないでしょう。
B群の「サヤカ」
いつも見ているはずなのに、今日は「太ももの肉が落ちたな」と感じました。
「サヤカ」・「サヤカ」・「サヤカ」。まだまだよ。
コザルの写真を撮っていたらのそりと目の前に座ったオス。
エサをくれという動きもせず、ただカメラの前に座ったオス。
柵外からお客様が「写真撮ってと言ってるよ」と笑っていました(^^♪
ハトムギさんの相変わらずな意味不明の行動はユニークです。