ここから本文です。

祝!66周年☆

投稿日:2019年3月15日

3月15日は高崎山自然動物園の開園日。
おかげさまで開園66周年を迎えることが出来ました。
多くの方々に支えられてきたことに改めて感謝いたしております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


今日は急遽取材が入り、話題の芸能人が来園してくださいました。
開園記念日に取材が入るなんて、66周年はいいことありそう♪
番組名は「坂上どうぶつ王国」です。
放送日が決まりましたらトピックスでお知らせいたします。




 

あら。
B群第5位「ハジメ」おじいちゃんが走ってきました。

おじいちゃん、何で走っているのかなぁ?と観察開始。

B群第3位「ゴエモン」のそばに来て「グェグェグェ。」とブツブツ言っている様子。

「ハジメ」じいちゃんどうした?

「ゴエモン」のそばに座って今度は「ゴウゴウ」と威嚇音を発します。

ん? また「ドローン」かな?

やっぱり。

B群第6位「ドローン」がゆっくりこちらに近づいて来ています。

「ハジメ」はB群第3位の「ゴエモン」を後ろ盾にして、自分より1つ下位の第6位「ドローン」をけん制したのです。
下位ではあるけれど「ドローン」はB群の婦人会長の息子。
各群れの婦人会長は下位のオスたちも一目置くほどの存在です。
自分よりも若いけれど、何かしでかすかもしれない「ドローン」の動きをいつもけん制する「ハジメ」。
「ハジメ」じいちゃん、しつこいなぁ。と思っていましたが、考えてみると「ドローン」は母ザルや母ザルの後ろ盾になるオスたちの存在により、次々と上位のオスを飛び越して順位を上げてきました。飛び越された8位、7位、6位のオスは「ムサシ」「ルフィー」「トスカ」。
「ドローン」の飛び級は5位の「ハジメ」で抑えられています。
33才「ハジメ」。人間でいえば100才くらい。
B群のオスの順位は「ハジメ」の知恵としつこい見張りによって落ち着いているのかもしれません。

 

「ハジメ」じいちゃんがずっと威嚇するので
「ドローン」はとりあえず前に進むのをやめました。

…やれやれ。また、じいちゃんが何か言ってるよ。…

自分が勝てそうな相手でも、ひとまず上位を立てる、面倒なことには知らん顔ができる。

おさるのちょっとした動きには意味があります。
それをお客様に知っていただくためのスタッフです。
これからも、頑張らせていただきます!

朝からB群の「ハトムギ」(左)は寝ころんだまま。

あらぁ。「ハトムギ」が木と同化してしまっている。

それに毛づくろいをするコザル(右)の器用な恰好。

このページの先頭へ