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ちょっとちょっと

投稿日:2019年3月14日

今日は、群れの動きに変化あり。

朝、園内にB群が出現していましたが、そのままUターンして山に引き上げていきました。

ちょっとちょっと!
なんで山から出てきたばかりなのにもう引き上げるの?



 

C群が園内中心部に出現。
いつも端でB群に圧力をかけられながらエサを食べているC群。
B群が憎いわけではないけれど、C群が中心部に出てこられるとちょっと嬉しい。

ボス席の切り株にはC群の№1「ブラック」。

いつもはB群の赤ちゃんがいる滑り台。
今日はやっとC群の赤ちゃんたちが遊ぶことができました。
毎年、高崎山の滑り台は赤ちゃんザル達に大人気です。

この冬もB群が園内にずっと滞在していたため、
C群の赤ちゃんたちは、ほとんどすべり滑り台で遊ぶことが出来ませんでした。

群れの力関係が変わると、こういうところにも影響がでるのです。



 

9時30分のエサのタイミングでB群が50頭ほど園内に戻ってきました。

すると!
C群がB群の先頭集団を追い払った!
(写真はC群に追われ、すごすごとエサから離れていくB群)
すご~い!
昨年まであんなにB群を怖がっていたのに追い払うなんて!
ちょっと感激。

 

エサを食べたいB群のサルをしり目にコムギを拾うC群。
C群とB群の群れの境には、
C群№5「ショット」が座っていました。
やっぱりオスが境目に座ると中々攻めてこれないのですね。
オスの存在は大きい。

10時までC群が園内の中央に出ていましたが
B群の頭数が続々と増え、C群は結局園内の端に追いやられてしまいました。

C群の「ピコ」ちゃん
みィ~つけた!
「ピコ」ちゃんは2年前の第1号赤ちゃんザルです。

「ピコ」ちゃんが、お尻をかいた手を・・・

臭った♡

気になるものを匂うって
おサルも人も ある ある(^^♪

いいよ。いいよ。
何してもかわいいから。

C群婦人会長「ミルサー」の娘(左)と
「ミルサー」の娘「シークワーサー」の息子(右)。
今日も叔母と甥っ子の関係で遊んでいました。
赤ちゃんの頃から身内で遊ぶことが多いです。
他の赤ちゃんとも遊びますが、赤ちゃん同志でケンカをすると
すぐに「ミルサー」が自分の子をかばいに来ます。
「ミルサー」の赤ちゃんに関わると、大人のサルもコザルたちもちょっと大変みたいです。
 

B群№6「ドローン」。
今日もメスたちにモテモテで付きまとわれていましたが
彼自体は恋愛モードが冷めてきて、近づくメスたちには目もくれず静かに座っていました。

サルたちは、毎回恋愛シーズンが終わると少し腑抜けます。
冬の恋の季節はメスに翻弄されていたオスたちでしたが
最近は少しオス本来の重みのあるゆったりした動きに戻りつつあります。

高崎山自然動物園待望の
おサルのぬいぐるみ「もっちぃ」をデザインしてくれた
嵯峨暖菜ちゃんが来園してくれました。
私たちスタッフは、お客様に言われ続けて、ずっと、ずっと可愛いおサルのぬいぐるみが欲しかった!
でも、おサルのシンプルさと可愛さが一緒になったものが描けませんでした。
暖菜ちゃん。おさるの「もっちぃ」をありがとう。

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