私たちが待ちに待った・・・本当に心待ちにしてた第1号の赤ちゃんザル・・・
5月~8月はニホンザルの出産シーズンです。
今年最初に産まれる赤ちゃんザルの名前は、お客様からも募集して素敵な名前をたくさん考えていただいていたのに・・・
待ちに待った赤ちゃんをB群の『ササ』という名前のお母さんザルが連れて来ました。
13時に山から出て来たB群のサルと一緒に現れたササの手に小さな黒い赤ちゃん。
・・・死んでいました。
ササはカメラを避けて御堂の影に回りました。
死んだコザルを連れてまわる母ザルを見ていていつも思うのですが、「死」というものをどれだけ理解しているのでしょう・・・
毛づくろいをしてあげていました。
とても小さなコザルでした。早産でしょうか?
まだへその緒がついていました。へその緒が乾いていましたので昨夜から午前中の早い時間に出産したようです。
お母さんの手にしっかりと握られていました。男の子でした。
高崎山自然動物園スタッフ全員なんとも言えず・・・
これから次々と新しい命が誕生します。
今年はどれだけの赤ちゃんをお客様に紹介できるのでしょうか。
とても残念なニュースでした。自然社会の中・・仕方ないですね。
母親は「死」が理解出来ないのか・・
子供の死が受け止めれないのなら、本当に不憫です。
母親のあんな姿は、やはり見ていて辛いですね。
立ち直ってまた元気になってもらいたいです。
今年もたくさん、元気な赤ちゃんが誕生する事を願っています!